＜平成23年３月＞
三男の決意表明
平成23年３月25日
小学校６年生の三男が卒業式だった。卒業式では一人一人が決意表明、と称する言葉を述べることになっていた。何日も前から、「いやや、いやや」と三男は憂鬱そうにぼやいていた。何を言ったらいいねん、と悩んでいた。自分もそんなことは苦手で、悲しくも血が受け継がれたのか。
当日は家人が出て、後で何を言ったのか、本人に聞いた。彼はそらんじて、教えてくれた。「僕は涙が出やすいです。この６年間かなりの量を流してきました。出したくないけど出てしまいました。今は怒られたり、質問に答えられなかったりした時に泣いてしまいます」そして、続ける。「僕はそれを絶対なおします。そしていつも笑顔でがんばります」 拍手！
以前にもあったね
平成23年３月1８日
洗濯物を干しかけていると、家人が顔を出し「それもういっぺん洗濯するわ」「は？」 朝起きると、僕が洗濯機を回して干す、というのが我が家の朝の定例である。しかし、その日の朝は、目覚ましがなったあと、珍しく家人が先に起きて洗濯機を回したのだった。
話は最初に戻る。「何でもう一度洗濯せなあかんの？」「洗剤を入れ忘れた・・・」
聞こえるんです
平成23年３月11日
夜中、激しい腹痛のために目が覚めた。痛みに息をこらえる。しばらくすると過ぎ去った痛みに再び襲われる。体をくの字にして食いしばる。少し楽になったと思った瞬間、胃からこみ上げてくる。あわてて、枕元の新聞をつかむが空の嘔吐を繰り返す。ヨロヨロとトイレへいく。何もでないが、腹痛だけが周期的にやってくる。座ったまま膝をかかえるようにして目を閉じる。夜の静寂に、振動が響いてくる。空気が揺れる。頭の中で鈍いリズムが打たれる。うっ、胃がさし込んれる。少し落ち着くと、やはり頭の中に響く鈍い音。幻聴まで聞こえる、もうダメだ。
ハッと、気づいてトイレ横にある長男の部屋を開けて入ると、長男は寝ていて、消し忘れたCDラジカセがなっていた。
さっきは何で笑ったのか
平成23年３月４日
チョコヨーグトが三つ。６人家族で一人半分の分けっこ。でも、父たる私がもうええで〜、と辞退。すると残ったヨーグルトを、その場にいた長男三男長女の三人でとりあい。一番最初に確保した三男に、長女が「ずるい〜」と手をだしてくる。その手を払いのけるようにして、三男が「千葉ロッテ！」 きょとんとする父に長男が解説、「やめろって（→ちばろって→千葉ロッテ）、ということ」 解説を聞いて、駄洒落がわかって思わず家人と笑い。小学校ではそんな言い回しがはやっているらしい。しかし、しばらくあとで、思いついたように家人は「ああ、ロッテが一緒なんかぁ」
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