<平成23年7月のブログ>

十分満喫してると思うで

平成23年7月29日

朝いつもよりゆっくり起きて、やや遅めの朝食をとる。
着替えもせずにだらだら。
おもむろにテレビをつけて、ヨーグルト食べながらソファに半分寝そべって見ている。
そして扇風機にあたりながらテレビの場面にケタケタ笑っている。
伸びをしながら、まだ頭が冴えきらないのか半あくび。
時計をチラっとみて、まだこんな時間か、てな顔。

こちらは洗濯物を干して、時間になったので仕事場に行く。
その時、寝そべったままの小四の長女が一言。
「全然夏休みの気分ちゃうわ。普通の土日みたい」
夏休み初日の朝。

それ、勝手な妄想

平成23年7月22日

子供(中学生)の個人懇談へいってきた。先生は比較的若い女性。「エジプト秘宝展」などにいけばよく出てくるエジプトの女、てな髪型である。
最初に夏休みの登校日や宿題のことを説明してくれるのであるが、感情なく淡淡と非常に事務的である。各親に同じことを説明するので、仕方ないのかもしれない。
こどもの様子はちゃんと教えてくれる。ただ、それ加えて、だからここを伸ばせばよいとか、ここを改善したらなど意見があってもいいかな〜。クラスについても「おおきなけんかもなく」という言葉に加えて「こんなクラスにしたい」なんて思いもあってもいいのに〜。
この人の本質なのか、理由があって抑鬱的だからなのか、虚無的に感じる。熱血タイプではない。必要最小限の冷静さだけがある。
笑いがぎこちなく、後で同席した子供から「授業で見たことのない、笑い顔を初めてみた」と言われた。親には社交辞令的愛想がいるから笑おうとするのだろう。でも自然な笑みではないので、笑顔を作ることすらもストレスに感じているようにみえた。
職場が、仕事がイヤなのかもしれない。転職や結婚をして、今の現実から逃れたいではないのだろうか。だけど、そんな機会がないのかも。いやいや、家庭というものに対しても冷ややかな思いがあるのかも。う〜む。
えっと何だっけ、そうだ、懇談会に行ってきた、、という話だった。

かじった跡を悟られたか

平成23年7月15日

長女は山芋のバター炒めが大好きである。それで、少し多めに盛りつけたのだが、、。塾に行っててこの場にいない三男を除いて夕食が始まると、長女は真っ先に山芋を食べて、「もうおかわりないの?」食卓の席を立っていた家人が「おかあさんのあげるわ」長女は母親のお皿をもらうと、全部平らげた。
席に戻って食事を続けだした家人の前には、ふと見ると、長芋があって、それをパクついている。「??なんで??」まだ帰宅せず夕食を食べていない三男の分を指摘すると、ハッと気づいた家人は口に運んでいた山芋を、アワワワとだした。自分の分を長女にゆずると言ったのに、一瞬でそれを忘れて三男の分をしゃあしゃあと食べていたのだ。
長女が欲しがるかと、手をつけていなかった僕の分と、家人が少し食べちゃったが残りとを合わせて、三男の分を確保した。
さて、夜塾から帰ってきた三男が食べ終わった後をみると、ぽつんと山芋だけ残っている。
「なんや、山芋食べへんの?」
「うん、もうお腹いっぱいやね」
「そうか」
お腹がいっぱいと言われては、無理に食べろとは言えない。
家人に言えば余裕で食べるだろうが、ただ、先程の騒動がむなしい。

この立派なお父さんを見習いなさい

平成23年7月8日

ここだけの話だが、その知人の奥さんは料理がとても苦手らしい。

「うちの奥さん、料理が全然ダメなんスよっ」
「ご飯どうしてんの?」
「ちゃんと食べてますよ」
「ふーん」
その彼は、何か言ったら必ずや言われる一言「じゃあ あなた自分で作ったら」、この一言を恐れて何も言えずにいるのだ。
「でもさあ、きみんとこ子供さんいたやろ。子供はどうなん、何も言えへんの」
「それが、子供だから、言うんですよ、正直に」
「ふんふん、何て」
「『おかあちゃん、このごはんまずい』って」
「ほ〜、そら顔面ど真ん中にボールを投げつけちゃってるな」
僕はテレビのリポーターよろしく思わず身を乗り出して興味津々に聞く。
「そしたら、奥さん何て返答するの!?」

そしたら奥さんは、顔も上げずに静かにこう告げたそうだ。
「黙ってご飯をたべなさい」

何を思って来ているのだろう

平成23年7月1日

以前料理教室基本コースへ通っていたことを書いたが、実は基本コース修了後に続いて、「おかあさんの味」コースにも参加していた。ここはさすがに以前書いたようなちゃらちゃらした娘達はいなくて、もうすぐ嫁入りしそうな本気の人、嫁入りしなさそうだが真面目に取り組む人、などが主体でぱらぱらと年配の人もいた。
その日のグループにあきらかに主婦とおぼしき年配の女性が混じっていた。実習が始まると、皆でだいたいの分担を決めて料理を作り出す。その主婦さんは年かっこに違わず、手が早い。というか、適当にちゃっちゃとするのだ。材料を切ったりするのに手際がよいのはいいのだが、、、料理教室の先生が解説したことは全く無視。例えば、「お砂糖は、味がしみ込むのに時間がかかります。今回のこのお料理では調味料の中でも最初にいれましょう」など説明されると、理系の私は、うんそうか、砂糖、スクロースは多糖で分子量でっかいもんな、と納得するのだが。そんなことおかまいなしに手近な調味料をつかむと、さっさ、ぱっぱ、がさっ、じゃ〜〜〜。ちまちま計量スプーンなんてとろくさい、お前なんでそんなんつこうてんね、という顔。なので、早い。自分の分担分はさっさとすませて、で〜んと座っている。タバコでも一服しそうな雰囲気である。
ただ手際のよい料理の味は残念ながらイマイチだった。

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