<平成23年10月のブログ>

出かけるときには無事完売

平成23年10月28日

朝洗濯物物を干して台所に戻って来ると、焦げ臭い。ピザトーストを作っていた家人だったが、、、聞くと、やはり「こがしちゃった」 
ふむ、ガイシャをあらためる。生地パンにはフランスパンが使われている。表面と周囲に黒い壊死組織が広がる。「これだけやられていると、ちょっと食べれんな。ん、でも、、、」周囲の黒い組織をちょっと割ってみる。おおっっ。壊死組織の下には、白いパンがみえる。「まだ、なんとかなるなも」ガイシャは瀕死の状態とは言え、幸いにも健全組織が残る。他もチェックすると、ムラはあるが、表面だけのようだ。 
その時パジャマ姿で、ぼ〜とした長女が現れた。「オハヨ」「おはよう」 彼女はテーブルの上に一面広がった黒いブツを見ている。「これ食べていいの」「ちょっと焦げちゃったけど、、、いいよ」しばらくじっと見ていた彼女はおもむろに、パン切りナイフを持ちだしてきて、ギコギコと焦げたトーストの端をこそげ切り落としていく。最後に表面をガリガリ掻きおとして、ぱくついた。


その通り、よくぞ言ってくれた

平成23年10月21日

何か変な臭いする、昨日の朝作ったおかずの残りが今日のお昼のおかずになっている。
「何か変なにおいがするんだけど、タッカルビ」
お昼を用意してくれた家人にぼそっと言ってみる。
すると間髪入れずに、「私食べたよ」
丈夫な家人ならさもありなん。
学校から帰ってきて横にいた娘が、私の気持ちを代弁してくれるかのように弁をふるってくれた。
「かあちゃん、くさってても食べられるんちゃう」

座ったままいつまでもパクパクもぐもぐしてないで、ちょっとここへきて我が息子の言葉に耳をかたむけなさい

平成23年10月14日

鶏手羽元を用意。骨まで切れ目をいれてしお、コショウをまぶす。お鍋にいれて白ワインをかけ、ワインがなくなるまで火にかける。ワインが蒸発したらオリーブオイルとつぶしたニンニクを入れ、焼き色をつけて、エリンギ、マッシュルームを加える。水分が出てきたらトマトを足して煮る。きのこと鶏肉のイタリアン風煮込みができあがり。
食後三男が片付けて自分の食器を流しに持ってきた。お皿を見ると煮汁を残している。作った者としては気になる。足し水なしで、鶏ダシたっぷりなのに不味いわけがない。
「煮汁旨いのに、残してるやん」
 「ちょっと飲んだ、美味しいんやけど」
「美味しいのに何で?」
 「う〜ん、ご飯が欲しくなる」
「ご飯も食べたらいいやん」
 「だって、腹八分目」

それもまた旨し やん

平成23年10月8日

一番に起きてきた長女(小四)が、朝ごはんにとホットプレートでパンケーキを焼きはじめた。続いて起きてきた三男(中一)は同じプレートでウインナーを焼く。
長女は生地を流して焼けたものをひっくり返し、小さなパンケーキを黙々と生産している。その反対側でウインナーをつんつんしながら三男はあくびをしている。パンケーキの温度に合わせているのでウインナーがなかなか焼けない。三男はウインナーを井げたに組んでキャンプファイヤーにしている。
大きなボールを持って傾けて支えてあげると、その間に長女はボール底に残ったパンケーキ生地をヘラでかき出しプレートに落とす。三男はウインナー3本を隣通し平行にくっつけて並べだした。そしてその上に2本そっと乗せる。最後に頂上に1本のせてウインナー組体操ができた。大胆にも、さらにもう1本を6本組体操ウインナーの上へ、交差する方向にそっとのせようとしている。ウインナーはやじろべえのようにふらふらしている。バランスをとりながら三男はそっと箸を離した。ウインナーは、6本組体操の上で、一瞬うまくのっかった、かに見えた。しかしすぐにバランスを崩して転がり落ちた。まだ固まっていないパンケーキの上に乗り上げてパンケーキ生地がまぶされた。三男はぼそっと言った「ウインナー、パンケーキ味になったな」

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