<平成23年11月のブログ>

同情を禁じ得ません

平成23年11月25日

それは家人にとって不幸な日であった。スーパーへ買い物にいって、山積みのタマネギからいいのを選ぼうと一つ掴んだだら「痛い!」茶色の皮がとがっていて、指の先、爪との間に棘が刺さった。痛い痛いと家に帰ってきて、玄関を入ると丁度電話がなり出した。三男への電話だった。三男はすぐ近くにいたのだが、家人はそれに気がつかず、大急ぎで子供探しに廊下を走ったら、曲がるところを間違えて、壁に長くもないが幅広い鼻をしたたか打った。家人が叫んでいたら、すでに電話にでていた三男に「うるさくて、電話が聞こえへん」と怒られた。
あげく、家人は三男に、おやつに買ってきたミスドを子供らが食べる前に真っ先にパクリと食べたことを指摘され、鼻をうったのを「天罰や」とまで言われたのだ。

僕の方が多かったのに

平成23年11月18日

スーパーのレジで待っていた。すぐ前のおばさんが、買い物かごと自分の持ち物である紙袋を台の上に置くと、あせったように前の人との距離をずんずん詰める。急いでいるのか手には、お札と小銭を握りしめている。前の人を押しのけて、先にお金を払いそうな勢いだ。で、その人の会計になったのだが、、、、、彼女の握りしめていたお金は、店員さんが言う金額に全然足りない。なんだ、計算して丁度のお金を用意しているのかと思っていたのに。握りしめたお金を財布に戻し、もう一度お金を数えて出し直す。なんか行動がバラバラだ。
「ちょっと忘れてますよ」僕の前にはその人の紙袋が置かれまま。店員さんも「これ〜お客様のでは?」「へっ、私の?」そんなとぼけたことを言う。スーパーの買い物と一緒に、今さっきこの紙袋置いたやん。この真っ赤な派手な紙袋。
荷物を持ってエスカレーターから下をみると、先程のおばさんは例の紙袋とカゴを持って、まだ台の上でせっせとレジ袋へいれている。お先に。

トレーニングプログラムの見直しが必要だ

平成23年11月11日

家人がハーフマラソンへ参加した。「走るわ」って言い出した頃は、万代池一周728mを走っただけで「脚上がらん」状態だったのに、1年も経たない今年の春からマラソン大会に参加。初関門10kmの走破を皮切りに、15kmレースをいなして、再び10kmの大会でスピードアップ。そしてついにハーフ挑戦なのだ。
その家人のトレーニングぶりを振り返る。毎夜仕事食事が終わってから夜道を走る。トレーニングウエアに身をくるんで颯爽と出で立つ。結構長時間走っている。というのも、こちらが夕食後片付けして、洗濯もの取り入れて、明日の炊飯セットして、新聞読んでいても帰ってこない。お風呂あがってしばらくした頃に、ようやく家人が真っ赤な顔で帰宅だ。ようこんな長いこと走れんなぁ。これをほぼ毎夜。よう続くわ。雨降った夜もでかけようとするので、いやはやすごい、と思っていたら「今夜は雨降って走られへんから、飲みにいってくる」と、足腰は言うに及ばす、それは肝臓、ノド、胃腸の内蔵諸器官までも鍛えようという魂胆だった。
さて、11月6日の第15回大阪淀川市民マラソン大会。当日は降水確率80%。見上げると暗雲垂れ込め、まさに雨降りかからんとするも、女神が支えてくれているのか、滴一滴落ちず持ちこたえている。天運味方せり。さあ号砲だ!
彼女の戦略・目標はこうだった。これまで、10、15kmの経験はあるが、今回は未踏の21.0975Km。最後の5、6kmで疲労が激しくなると言われるので、15kmまでは余裕を持ってペースを維持し、完走を目標とする。あわよくば2時間10分を目指す。
そして結果。天運引き寄せたか、降雨被らず。日々精進結実し、家人完走す。ただ惜しむらくは、タイム2時間10分16秒(ネット時間)。それは女子2081名中422位であった。わずか16秒なのだが目標とした2時間10分をきれなかった!!
何が足りなかったのか、反省点を洗い出してみよう。時間配分が悪かったのか、持久力かスピードが足りなかったのか。トレーニングに問題はなかったのか。
エッ、ナンテ、途中でトイレに行ったぁ!!?レース始まる前は別にしたくなかったし、ホウ、トイレ混んでたし、フ〜ン、そのまま、走った。ソウカ。ソイデ。そしたら走り出してから、トイレいきたくなった、って。何ということだ。
抜かりがあったな、トイレトレーニング!そんな練習はできていなかった。トイレを要領よく、軽快に、短時間で済ましていれば、2時間10分は十分きれた!

淀川大阪マラソン

でも、やっぱりそんな甘いモンやおまへん

平成23年11月4日

高校時代体育の授業では長距離走があり、1.5kmや2kmを走った。そのあとの授業は始まっても男子はダラダラである。こんなしんどいのに勉強なんかできるか〜、てな態度。調子に乗ったヤツは露骨に「しんどい〜」を連発。そんな生徒をしばらく黙って見ていた、定年間際で見た目もよぼよぼの生物の先生が、コホンと咳払いして、「若いのに1.5kmなんかたいしたことない、グリコ5粒食べたらしまいや」って、みんな笑って、しゃ〜ないなあ、と授業が始まったのでした。

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