＜平成25年６月のブログ＞

つつしみ深き心遣い　　

平成25年６月28日

朝作ったおかずの残りを家人と二人のお昼のおかずにする。
しかしその日はすこし足りない。
それで「焼きししゃもみりん」を焼いた。
ししゃもだけ一つの皿に入れる。なかなか美味しかったのだが。
家人が箸をだす。僕もだす。家人がひとつつまむ、もひとつつまむ。僕もつまむ。家人は一つかじる。もうひとつ食べる。さらに口へ放り込む。僕も食べる。
最後の一匹に家人は手を付けた。
僕は先に食事を終えて、食洗機に皿を入れていると家人がお皿を持って横に立つ。
「せっかく遠慮して残しておいてたのに、、、」
渾身の力を込めて　頑張って　食べるのを抑えたのであろうか。
最後は全部を食べたわけではなかったようだ。お皿の上には、小さなししゃも開きの半分がのっかっていた。
shisyamo
「もういいやん。こころゆくまで全部食べたら」


名医

平成25年６月21日

乳がんをテーマにした健康番組があり、興味を持ったのか長女が見ていた。
早期発見が大事ということで、触診、マンモグラフィ、超音波検査等々が解説されていた。乳がんの症状であるしこりは、自己チェックでも発見が可能なことがあるという。
さて、番組を見終わった長女は家人の横へ来た。
何をするかと思いきや、家人の脇腹を指で挟んで掴み、
「大きなしこり発見！」


大人の女

平成25年６月14日

長女と三男の会話。
げっぷをした長女に三男が「げっぷ　した！」と咎めた。
「兄ちゃんかってしてるのに」
「お前は女の子やろ」
「女でも、おかあちゃんもしてるで」
「それは女の子ちゃうからええねん」

おとうちゃん　何でそんなところ読んでるの

平成25年６月７日

僕は新聞を読まないと気が済まない方なので、当日の新聞が未読だと、あちこち捜すことになる。
家人は新聞を読まない。僕が見ていると横からのぞき込むことはあるが、主体的には読まない。なので、今日の新聞であろうが、一ヶ月前の新聞であろうが、家人にとっては同じ新聞紙で、しかも全てただの印刷された紙だ。古紙回収袋に投入されているぐらいなら、再回収すればいいのだが、その日はどこを捜してもない。
諦めて夕食につくと、鉄板焼きをしているホットプレートの下に、油の飛び散ったその日の記事を見つけた。

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