<平成25年8月のブログ>

そんなことしてたら、そら入るで 

平成25年8月30日

夏休み、普段いない子供らが昼間いる。
だから子供らの昼食の分までしっかり買い物しないといけない。自分らで作らせるにしても、材料は取りそろえておかないといけないからだ。何せ全員集結したら、大学生の長男から次男、三男、長女に加えて真打ち家人が控えている。いつもにまして買い物の量が増える。
その日は4日分の献立を考えての買い物だった。肉、野菜、牛乳、豆腐、中華麺、その他もろもろ。スーパーのカゴいっぱいが二つ。
帰宅して家人とせっせと冷蔵庫に詰め込んでいく。野菜はなんとかなったが、肉が冷蔵庫のチルドスペースに入りそうにない。僕の見立ては、「無理!」ところが家人は、それぞれのお肉を横にしたり、ひっくり返したりしながら、「大丈夫」とのたまう。それじゃあ、まあ任せようと、僕は洗濯物を取り込みに上がった。
台所に戻ってくると、買ってきた物は全て片付いている。ほほう、やるなぁと思った、が。
よ〜〜く見ると、チルド室にもともと入っていたベーコンや豚こまなどが、テーブルの上にあった散乱物に紛れて、忘れ置かれていた。

その理由 

平成25年8月23日

大きな交差点で杖をついておじいさんが角に立っていた。
赤信号で待っていたのだが、信号が変わったらすぐにでも横断歩道を渡らん、というような体勢だった。そのおじいさん、後ろを振り返り手招きをしている。その手招きの方向には、おばあさんが立っていた。おじいさんから少し離れて立っていた。
手招きをされてもおばあさんは動かない。おじいさんは信号を見上げて、まだ赤なのをみると、もう一度おばあさんを促すように、こっちへこんかい、という身振りをした。それでもおばあさんは動かない。
しばらくして、成る程と合点がいった。おばあさんの立っているところは、電信柱の丁度影になっていた。大阪で記録的な猛暑日が続いている日中に、おじいさんは交差点の角っこで横断歩道の手前、炎天下でまともに陽の光を受けている。
信号が青になって、わしゃ行くゾ、とばかりにおじいさんは杖をつきつき横断歩道を渡り始めた。おばあさんは離れていた分だけ後から少し遅れて歩き始めた。しかし、程なくおばあさんはおじいさんに追いついて、トボトボのおじいさんを尻目に先に向こう側へ渡ってしまい、反対側の電柱の影でたたずんでいる。渡りきっていないおじいさんに向かって警告するように、青信号が点滅している。

この世の中、概して女性の方が長命、ということだそうだ。

はいはい、どうぞお持ち下さい  

平成25年8月16日

長崎へ修学旅行に行った三男がチーズ、チョコ、黒糖、抹茶のカステラをお土産に買ってきていた。
家人がそのカステラの箱を持って、「食べてもいいんかな」
横にいた次男がすかさず「さっき食べてたんちゃうの」と笑いながらツッこむ。
正直者の家人は「そう、実はもう食べてんけど」
三男は”チョコ”を自宅以外へお土産でもっていくつもりのようだったので家人が食べた”抹茶”はセーフである。
さて、そうなると黒糖、チーズも食べてよいことになる。
家人は自分のつまみ食いが正当だったことに気をよくして、「お父さんチーズ嫌いヤッタね」

それでも、果敢にフルコーラス  

平成25年8月9日

ザピーナッツ 恋のバカンス

見ての通りマラソンではない。そして、これは決して宴会芸でも余興でもない。
れっきとした立派な発表会である。角座でも吉本でも繁盛亭でもましてや芸術劇場でもなく、とあるホテルのステージ付きレストラン。演目はと言えば、ご存じの方も多かろう、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」
しろうと物まね大会ではないので、和田アキ子ばりの二人が登場しても問題はなかろう。実際、南京豆とは言いがたく、ナンキンか冬瓜といった風情なのだから。

出演者の知人が送ってくれたDVDを子供らとみる。
ただでさえ迫力満点の肉体美に、ドレスアップしているので、凝視するのもはばかられる。

この曲の歌詞を知っておられるだろうか。「ため息が♪で〜ちゃ〜〜う〜〜♪」サビの部分で、何と!歌い手両名は腰を、落としながらセクシーに動かすのである。妖艶さ倍象、いや倍増だ。この妖しいオリジナル振り付けに、”ため息”どころか、子供らからは、笑いが漏れる。

さて肝心のハーモニーはどうだったか、気になる方もおられるかも知れない。
「素人のど自慢大会みたいやな」とボソっと言ったのを受けて、吹奏楽部の次男、三男が、演者よりぴったしにハモって「カ〜〜ン」

お熱いのはお好き  

平成25年8月2日

家人に誘われて、初めて岩盤浴へ行った。
すぐに入れるのかと思いきや、準備運動ならぬ講釈を聞くという洗礼が待ち受けていた。
洗礼がおわるとやれやれ、やっと岩盤浴のある部屋に移動できた。
どうなるのかと思っていたら、五十何度、とかいう熱い床に寝転がれという。
僕はサウナなど苦手で、「最後なのでごゆっくり」と言われたが、数分もするとその熱さにいたたまれず外へ出た。熱いわ、何もすることないわ、でせめて寝入ることができれば、愛想でこの場にもう少しいることができたのだが。
待合場へ出ると、お母さんを待っている坊ちゃんがいて、二人で待ち人をした。
家人は時間いっぱいその熱さを味わって出てきた。

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