<平成25年9月のブログ>
蛙の子か、はたまた鳶の子か
平成25年9月27日
夕食時のこと。
サラダに入っていたとうもろこしの粒。
この粒の中味をちゅるっっと出して、うす皮を器用にも前歯にかぶせる末っ子長女。
イ〜ってすると、ちいさな歯の一つが黄色い。
「なにしてんの マイちゃん」
へへへって笑って食卓を廻る。ちょうど湯沸かしポットの前にきたところで、次男が「お湯とって〜」
長女、ポットを掴んだはいいけれど
「お湯はとられへん」
木に登る
平成25年9月20日
帰宅した中学生三男が言う。学校での家人の評判らしい。
「上品な人やな、って言われるで」
「オホホホホ」
「おとうちゃんが、睨んでんで」
「じぇじぇ、誰がそんなこと言うねん。」
「学校で友達や先生ら。けっこう、言われる」
「やっぱり、上品さがにじみ出ておりますから」
三男は何か企んでいるのだろうか。
冷凍庫から現れでた代物
平成25年9月13日
その日の夕食は手羽先の煮物だった。
手羽先を鍋に入れて、ひたひたの水で強火。ぐつぐつしたら手羽を水で洗う。続いて砂糖、醤油、酢、水でこの手羽先を煮てアクを取ったらゆで卵投入。煮汁が少なくなってきたらできあがり。骨からぷるんと味がしみたやわらかな鶏身が離れる。
さてその煮汁であるが、翌朝家人がこれでジャガイモを煮た。おっとどっこい、そのジャガイモは翌日夕食豚肉のトマト煮に使う予定だったのだ。
「時間あったら買うてきといてや」
「はい、わかりました」
帰宅した家人はジャガイモにしては大きな袋を下げていた。台所でごそごそした後、家人はパソコンを前にして片手でキーボードを打ち始めた。
「買ってきたんジャガイモやんな」
口をもごもごさせながら「そうです」
「そのジャガイモ、棒ついてんで」
「そうなの、変わってるでしょ」
「まわりの皮はチョコ色で中味はバニラみたいな白やな」
溶けた”ジャガイモ”が家人の足にポトリとひとしずく落ちた。
「あっ、ちべた」
<平成25年9月15日(日):当局検閲済み>
ようこそここへ クッククック
平成25年9月6日
AKBが歌っている。
はたまたガールズバンドが話題だという。
そんなテレビを見て、家人が言う。
「世の中にはカワイイ子がいっぱいだよね」
確かに。しかし世の中といっても、当方とは無縁の世界だ。
そう言うと、「そんなことはないんちゃう。身近にもいるで」
「!!」ここはツッ込まずに、我慢した。
すると、自ら墓穴を掘るように言い訳する。「ん〜ん、子、ではないかぁ、女の人かな」
百歩ゆずっても、万歩ゆずっても、少なくとも「子」の部分は訂正すべきであろう。
今は忙しい。この話を引きずると、「青い鳥」の童話を持ち出されそうなので、ハイハイ、そうですね、と相づちをうって、家人ともども夕食の準備に戻った。
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