<平成26年10月のブログ>

お米もしたたるいい女 

平成26年10月26日

「今日のご飯べちゃべちゃやな、おかあちゃんがたいたん?」長女が炊飯器のごはんを混ぜながらいう。
三男も、「今日のご飯おかあちゃん?」
新米なのに水加減をちょっと多めにしてしまったのだが、みんな家人だという。
長男が「おかあちゃんがするようなイメージやねんな」

バトンタッチ 

平成26年10月20日

どうも早朝目が覚める。眼を閉じても寝られそうにないので、さっさと起きる。
洗濯機を回して、フライパンを出す。片栗粉と酒をまぶした豚肉を色が変わるまで火を通して、しいたけ、ピーマンも炒める。味噌で味付けをしていたら、珍しく家人が起きてきた。時計をみると6時である。
「どうしたん」
「トイレにいきたくなった」

トイレから出てきた家人は「まだ眠たい」
「ほな 寝たら」
「うん 寝る」
おかずを仕上げて、洗濯物を干す。
シリアルとパンを食べると眠たくなってきた。
家人が子供のお弁当を作るために起きてきたので、僕は横になった。

三段論法 

平成26年10月13日

家人は朝から美容室にいって着物を着て、長女を連れて某ホテルでランチ。
老壮年が集う女医会の会合だという。会食があって、お土産ももらえるとあって、例会に長女はちょこちょこ家人のお供で参加していた。
連れられていった長女は、会の参加者に子供がいないこともあって、皆からちやほやされていたようだ。
今回も「大きくなったね」、「かわいくなったね」と声をかけられて、「おかあさんにそっくりやね」と家人の琴線に触れる言葉を投げ掛けられた。
「だからな、おかあさんかわいいってことやんな」と、にんまりする家人に長女は
「うひょ!?」

四番目ふたたび 

平成26年10月5日

「誕生日いつやったっけ」
「6日やで」
「明日やん」
そして三男は自分の誕生日を思い出したのだった。

夕方、家人は仕事の寄り合いの帰りに忘れずにケーキを買ってきた。
1と6の数字のろうそく付きだ。
火をつけて、電気を消してハッピバースデーと歌った。

「これどうする」ケーキに刺した数字のろうそくを持って次男が聞いてきた。
「おいといて、お母さんの61歳の誕生日に使うわ」

6つに切り分けたが、一つ残っている。三男はまだご飯を食べているからだ。主役が食べ終わるまで待てばよいのだが、当の本人は全然気にしていない。
そのまわりでご飯を食べ終わった子供らはケーキをパクついた。

ケーキを食べながら、長女はぼそっと「ええな、うちの時はしてもらわれへんかったな」
そう、笑いながらね。

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