<平成26年11月のブログ>

自覚してなかっただけかも 

平成26年11月30日

年末に行く旅行のちょうど1ヶ月前。
電車予約を考えていたら、家人が
「列車指定の予約ならネットでできるわよ」
「そうなんや。ほんならしてや。年末は混むから早くに予約した方がよさそうやねん」
しかし、パソコンで予約しかけたが、夜間のできごとで、
「11時までで時間切れになったわ。残念。明日朝5時半から受け付けみたいやから、翌朝するわ」

そんな時間に起きたことないのに〜と思いつつも無言で頷いた。

翌朝早朝覚醒の自分は机の上のノートパソコンを開いた。JRネットの登録をして、調べたのだが、当日1ヶ月前の10時までは事前予約にしかならない。

と、ベッドの家人が眼を開けてこちらを見る。
「予約できたん」
「なんか事前予約しかでけへんね」
「ふ〜ん」
と会話はここまで。

自分は朝のおかずを作りに台所にいって鶏モモをさばいていると、家人がやってきて
「予約とれたよ」
「ホンマ。できるんや。オレのやり方わるかったんかな。ありがと」
と、開いたもも肉を焼いているところに、いったん戻った家人がふたたび顔を現して、
「12月やなくて、11月の日付で予約しても〜てた」
「なに!!」
家人は1ヶ月先の列車予約すべきところを今日の列車で予約してしまったのだ。

「まあいいやん。キャンセルしたら。」

「それがキャンセルしたら当日のキャンセルになるから30%手数料とられるね。変更やったらお金はかからへんけど、10時にならなとりたい列車の予約変更でけへんね。」
「それってとりたい列車の予約はやっぱり今でけへんということね」

早起きは三文の得、というけれど、寝起きの家人には当てはまらなかったようだ。

家人はひとりぼそぼそと「老いを感じるわ」

気分も上々 

平成26年11月24日

今日の夕食は「ポテトとさけのチーズ焼き」「ブロッコリーとにんじんのスープ煮」だった。
長男は鮭をそぎ切りにして、タマネギ薄切りしている。さらに皮をむいたメークインをスライサーにかけている。
4人分レシピではジャガイモ三個だけど、彼は一人1個は要るやろう、と1袋にあった7個全部を調理している。

自分はにんじんを半切りにして下ゆでし、長ネギとともにスープに投入して火にかける。
その間に長男が切った鮭を焼いて焦げ目をつけて取り出す。バターでタマネギを炒めていると、次のステップの用意をしようとした長男が、「あっ、しまった。牛乳ないわ」
今回の献立は長男が選んで、昨日買い物にいってくれたのだが、牛乳を買い忘れたようだ。

「豆乳でする?」
「いや買いにいってくる。タマネギ炒めてて!」
「よっしゃ、わかった」
彼は手を洗って部屋を飛び出していった。
何か代替物で冒険しても良かったのかもしれない。愚直な彼はレシピにこだわった。

急ぐことはない。火力を落として、ゆっくりタマネギを炒めて時間稼ぎをしていると、程なく牛乳片手に長男は帰宅してきた。
さっそく、固形スープの素を投入して牛乳を2カップ注いだ。
「タマネギはレシピの何倍にしたん?」
「倍やけど。牛乳はどれだけいれたらいいやろ」
「じゃがいもも多いからなぁ」
「牛乳は倍は多いかもしれへんから、とりあえずもう1カップいれとこうや」
そしてスライスしたジャガイモをいれたところで、仕事に一段落をつけた家人がやってきた。

「オーブン予熱しとかなあかんよ」
「そうか」長男はかがんでスイッチを入れる。

ジャガイモが柔らかくなるまで少し煮詰めて、戻し入れた鮭とともに耐熱皿に流し入れ、チーズをのせてオーブンへ。その間に小房に分けたブロッコリーをスープに加えて仕上げる。

スープ煮とともに、オーブンから取り出したチーズ焼きのできあがりは上々。

つつましやかに 

平成26年11月16日

かに玉を作っていた。
夕食はまだかと、長女が二階から降りてきて、台所を暇そうにふらふらしている。
「夕飯はよ食べたかったら、手伝い!」
「ふぁ〜〜い」

最後の甘酢あん。横で長女は菜箸を持って待ち構えている。
僕がお鍋に水溶き片栗粉を回し入れるとすぐにかき混ぜた。
するとそれにあわせて、長女は自分の左手に持ったからっぽのお皿の中をお箸で混ぜる。

「も〜、そんなことしてたら、エアークッキングって書かれるよ」横目で家人が言う。
「いや〜、料理の邪魔せんようにしてんね」

わたくしも無言 

平成26年11月9日

「あのお店でな、娘さんも時々働いているねけどな、顔もそうやけど、ちょっと無表情な立ち振る舞いとかがお母さんそっくりやねん」
「母娘、似てるんや」
「マイもおかあちゃんに似てるんかな」三男が末っ子長女を見て言う。
「そらそうや。かわいいお母さんでよかったやろ」家人がにこにこ顔で言う。
「・・・・・・・・」
「ははは、マイ無言や!!苦笑いしてるで」と三男が嬉しそうに言う。
「何でやのん。マイは幸せやと思うで」家人は主張する。
「言葉にならへん。何ていったらいいかわからへんわ」と長女。

過去のブログ

2014年(平成26年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 **  **

2013年(平成25年)
1月 2月 3月 4月 5月  6月
7月 8月  9月 10月 11月 12月  

2012年(平成24年)
1月 2月 3月 4月 5月  6月
7月  8月  9月  10月  11月 12月  

2011年(平成23年)
1月 2月  3月  4月   5月 6月 
7月 8月 9月 10月 11月  12月 

2010年(平成22年)
**  2月  3月  4月   5月 6月 
7月 8月 9月 10月 11月  12月